産業環境学分野

教員紹介

  • 稗方 和夫
    准教授
    稗方 和夫 HIEKATA Kazuo

    1974年神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科環境海洋工学専攻修士課程修了、博士(工学)。日本アイ・ビー・エム(株)、東京大学大学院工学系研究科助教を経て現職。2013年MIT客員研究員。専門は設計工学、情報システム。産業現場における先端的な情報技術の活用を支援しています。情報システムを開発し、情報システムから得られるデータにより産業環境を改善する方法論の構築を目指します。

産業と社会の変革の実現

専門分野の高度化と情報通信技術による連係が進んだ現在の産業や社会は、複雑かつ大規模化なシステムとして機能しています。このような産業や社会の問題を速やかに解決するには、異分野の優れた技術の導入や組織・プロセスの変革が必要です。一方で、利害関係の複雑さや副次的な影響予測の難しさ、経験の蓄積による保守的な組織文化などが障害となります。この解決のため、大規模複雑システムの目的、機能、振る舞いや利害関係、サブシステム間の関係性のシステムズアプローチの手法による記述方法と、記述に基づいたシステム設計方法論の構築と、大規模複雑システムを取り巻く異分野の専門家間の深いコミュニケーションとコラボレーションによる認識の共通化、優れた設計解の発見と選定に向けた意思決定の支援に取り組んでいます。具体的なアプリケーションとして、造船や海上物流といった海事産業、情報システム産業、高齢化社会と公共交通の問題について企業や地方自治体と協業しながら研究活動と社会実装を進めています。

柏にて実証実験中のオンデマンドバス
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開発したオープンソースソフトウェア“ShareFast”
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