革新的な学び方・教え方を確立するための研究をしています。特に教員の効果的な教え方に着目し、一コマの授業設計や評価方法、コースデザインならびに模擬授業など、指導者の育成のためのプログラム開発を行っています。また、これらの各トピックにおける熟達者の特徴の抽出および効果的なフィードバック方法などを教育学ならびに工学の観点から探究していきます。
さらに、教育者自身の資質向上の一要素として「リフレクション」に注目しており、ティーチング・ポートフォリオおよびアカデミック・ポートフォリオの作成プロセスにおける効果的なメンタリングやリフレクションそのものの効果検証、さらには更新プログラムをはじめとする普及支援に関する研究にも取り組んでいます。

人の「学び」のメカニズムを解明することで、革新的な学び方・教え方を確立するための研究をしています。「学び」に主眼を置き、工学的アプローチによって人の生理・心理状態をセンシングする手法、人への効果的なフィードバック方法、さらに多角的な評価手法を含めてシステム化する技術の構築に取り組みます。
人間工学、ヒューマンインタフェース、教育学に関する知見と、信号処理、AI、XR等の技術を基盤とし、これらを融合させることで人を中心とした学びのシステムへと発展させていくことを考えています。さらに、株式会社ナガセとの連携により、実社会に即したスピード感のある研究開発の推進に取り組んでいます。