知的システムデザイン分野
産業や社会の課題解決のためのシステムデザイン
シミュレーション、センシング、データ解析により、産業や社会の問題を解決するシステムデザイン方法論に取り組みます。
教員紹介
- 稗方 和夫
- HIEKATA Kazuo / 教授
現在の産業や社会は、様々な人工的なシステムが組み合わさることで成立する複雑かつ大規模化なシステムオブシステムズとして機能している。産業や社会の問題を速やかに解決するには、外部環境の変化に対応した異分野の優れた技術の導入や組織・プロセスへの変革が必要である。このような背景から、知的システムデザイン分野では、以下の3つの項目に取り組んでいる。
- システムの目的、機能、振る舞いや利害関係、サブシステム間の関係性を記述する方法論の構築。
- 社会や産業における大規模かつ複雑なシステムの挙動をシミュレートするモデルの開発。
- (1)(2)を基盤とした、異分野の専門家間の深いコミュニケーションとコラボレーションを支援するチームワーク環境の構築。
具体的には、造船や海上物流といった海事産業、情報システム産業、高齢化社会における公共交通を対象に従来にない産業を創出するための検討を行っている。